2010/7/20 火曜日

【書評】成果報酬は逆効果になる!?-モチベーション3.0

Filed under: 書評:メンタリティ — joshiben @ 22:59:12
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こんにちは。
勉子です!

今日は、あの『ハイ・コンセプト』の
ダニエル・ピンク、待望の新作!
『モチベーション3.0』をお送りします!

『ハイ・コンセプト』は21世紀に必要な、
新しい能力を考察した、
これからの時代をビジネスパーソンとして生きる人のための、
指南書と言える本でしたが、
この『モチベーション3.0』も、
従来型ではない、これからの時代の「やる気」の引き出し方を、
新しい発想で教えてくれる本です。

この本では、今までのアメとムチを使った成果報酬型では、
社員のやる気をコントロールすることが出来ないと書かれています。
成果報酬型で効果があるのは、ルーチンワークなど、
クリエイティブな要素がないものに限られているそうです。

単純な生産作業であったり、プログラミングなどであれば、それもいいかもしれない。しかし そうした作業の多くは中国やインドに行ってしまい、いまや先進国に残った作業の大半は付加価値を求め、そのつど違うことをする、クリエイティブな作業である

クリエイティブな作業の場合、
報酬はマイナスに作用することがあるそうです。

例として書かれている、
子供のお絵かき実験では、
絵を描くと賞をもらえると分かった子供グループは、
もらえない、もしくは賞があることを知らないグループより、
大幅に絵に対する興味が減るそうです。

これは、報酬によって、
「遊びが仕事」に変質してしまったために、起こるのです。

このように、クリエイティブな作業においては、
報酬はむしろマイナスに作用してしまうのです。


子供に対しては、
お母さんがよくやりがちな
「掃除をしたら、おもちゃを買ってあげる」
などの「交換条件つき」の報酬も、
逆効果になるので、
なるべくやめた方がいいですよ。

では、クリエイティブな作業おいて
どうやったら「やる気」を出すことが出来るのかというと、
それには内発的動機づけが必要なのです。

「内発的動機」とは、自分の内側から沸いてくる、
学びたい、創造したい、世界をよくしたいという、
第三の動機のことです
このことをこの本では、
「モチベーション3.0」と呼んでいます。

■モチベーション2.0
人には報酬と処罰が効果的である
■モチベーション3.0 
人間には、学びたい、創造したい、
世界をよくしたいという第三の動機づけもある

モチベーション3.0を高め、
自分の「やる気」を生み出すには、
「自立性」「マスタリー」「目的」
3つの要素が必要なのですが、
この詳しい説明はぜひ本書を読んでみてください。
読めばきっとあなたも、
やる気がみなぎるはずです!

一つクリエイターの立場から補足ですが、
この本で書かれている、
これからは「報酬よりも内発的動機づけが大事である」
というところには納得するのですが、
よいクリエイターというものは
報酬いかんに関わらず、
「仕事の中に遊びを見つけられる人」を、
いうのではないかと思いました。

この本は、これから部下のやる気を出したい、
マネージャーの方や、
仕事に「やる気」がなくなってしまっている人、
子供の「やる気」を出したいお母さんなどに、
ぜひ読んでいただきたい一冊です。

joshiben 編集後記
最近とっても暑いですねー
昼間はホント溶けてしまいそうなくらいです。

でもそのせいか、
夕焼けがとても綺麗ですね!
今日なんて全部がピンク色の世界で、
思わず、うっとりしてしまいました。

夏の夕暮れの、幸せなひとときを楽しみましょうね。

【お知らせ】

ダダ本第5回会議を23日(金)に開催します。

今回はついに上がったてきた、
初稿ゲラについて書評ブロガーが、
やいのやいのと公開ディスカッションをしてしまいます!

参加ブロガーは、
北のアルファブロガーといえばこのお方、
『俺と100冊の成功本』の聖幸さんと、
わたくし勉子です~

興味のある方はぜひいらしてくださいね!

第5回ダダ本会議詳細
日程: 2010年7月23日 (金) 19:30 [開場] 20:00~21:30 [予定]
場所: 京橋スタンダード会議室D会議室
>>申し込みフォーム
参加費: 500円 (税込)
※当日会場にてお支払いいただきます
定員: 100名
※応募者多数の場合には参加をお断りすることがあります
主催: 株式会社 実業之日本社

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2009/9/2 水曜日

【書評】ポジティブでない人もOK!-人生を好転させる「新・陽転思考」

Filed under: 書評:メンタリティ — joshiben @ 0:10:47
事実はひとつ 考え方はふたつ その1
事実はひとつ 考え方はふたつ その2
事実はひとつ 考え方はふたつ その3
事実はひとつ 考え方はふたつ その4
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こんにちは!勉子です!

今日は、女性のビジネス書の著者として、
かなり有名な和田裕美さんの
『人生を好転させる「新・陽転思考」』をお送りします!

和田さんと言えば、
「世界No.2営業ウーマン」で有名ですよね?
営業の本や、人付き合いの本を沢山書かれていて、
すごいポジティブな人なんだろうなーと、
勝手に持っていたのですが、
この本を読んで驚きました。

和田さんの華やかなプロフィールからは、
想像も出来ないような、
挫折の部分も「はじめに」で書いてしまっています。

きっと、今までの和田さんを知っている人なら、
びっくりされるのではないでしょうか?

ただ私は、逆に親しみが持てました。
私は、挫折や失敗を経験した後に、
復活した人がとても好きで、
そういう人の話なら「読んでみたい!」と思うのです。

和田さんも、表面上だけだと、
強烈に明るく華やかですが、
その分、影も強く出るんだなーと、
この本で改めて思いました。

医療ミスでお母様を亡くされたり、リストラにあったり、
離婚したり、辛い経験を沢山して来て、
それでも、自らの力で道を切り開いてきたからこその、
「陽転思考」なんだと思います。

この「陽転思考」は、ただのポジティブシンキングでは
ないところもいいですね。

さっそく、幾つかご紹介します。

■ネガティブな感情を受け入れる

ネガティブな感情をいったん受け入れはするものの、そのままずっと「どろどろとした暗い場所」に居すわることをやめました。
いったんネガティブな面を受け入れて、そのなかからプラスを探して切り替えるー。
それなら、できそう。
きっと私にも出来る。

前々回ご紹介した、
臼井由妃さんの『ポジティブ思考なんて捨ててしまいなさい!』でも
書かれていましたが、ネガティブな感情にふたをするのではなく、
いったんきちんと受け入れましょう
という考えですね。

このネガティブな感情受け入れるというのが
大事なのだと思います。

■事実はひとつ 考え方はふたつ

そこから幸せになる道を選ぶか、それともどんどん不運になる道を選ぶか自分で決めるのです。どんな事実にもふたつの道があるし、選ぶ権利は自分にしかありません。それが陽転思考の「事実はひとつ 考え方はふたつ」です。

何か、いやなことがあると、
人はそのいやなことしか見ようとしませんが、
どんな事実にも考え方は二つあると、
知っておいた方がいいと思います。

思ったのですが、これは紙に書いた方がやりやすいですね。

何かことが起こった時、
「よかった」と「最悪」の紙を2枚書いて、
自分がどっちの道を選択したいのか、
見比べてみるといいと思います。

■よかったを探す

あのとき失敗してよかったのです。つらくてよかったのです。そのおかげであなたは「新たなスタート」を切ることができたのですから。今がどん底であろうと、過去が最悪であろうと、陽転思考をした、その瞬間がワクワクする未来へ繋がるスタートラインになるということです。

大きな失敗や深い悲しみの中にいる時は、
「よかった」を見つけるのはなかなか難しいですよね?

でも、いったん自分の中で、
失敗や悲しみを消化した後には、
自然とこの「よかった」が見つけやすくなると思います。

私は起こっていることに、
意味のないことはない
と思っているのですが、
失敗や挫折から得るものは何より大きいですよね?

どんなに明るく、ポジティブに見える人でも
挫折や失敗を経験しているし、
それを乗り越えたからこそ、
成功があるのだなと、
この本を読んで感じました。

ぜひ、華やかな和田裕美さんしか知らない人や、
いやなことがあると、そのことをくよくよと
考えてしまう人に読んでいただきたい一冊です。

joshiben 編集後記
今日から9月ですね。
読書の秋に相応しく、本棚を増築しました。

こちらが写真です↓

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ちょっとでっかくし過ぎたかな?

と思ってTwitterに写真を上げたら、
小飼弾さんからコメントをいただいて、
これでも小飼さんの一月分弱ですって。

どんだけ、でかいんですかっ!
小飼さんの本棚はっ!(笑)

そんな小飼弾さんの本棚が知りたい方は下記からどうぞ~

>>404 Blog Not Found 本を所有することの経済的異議

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2009/8/23 日曜日

【書評】最近、泣いてる?- ポジティブ思考なんて捨ててしまいなさい!

Filed under: 書評:メンタリティ — joshiben @ 22:07:55
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こんにちは!勉子です!

今日は、このところずっと、
「悲しい時はちゃんと悲しむってことが大事なのでは?」
と考えていて、
そんな時、たまたま本屋で出会った本。
臼井由妃さんの
『ポジティブ思考なんて捨ててしまいなさい!』をお送りします。

以前、ご紹介した『大きなゴミ箱を買いなさい』の時もそうですが、
私の中でどうしても描きたい4コマがある時に、
臼井さんの本と出会うことが多いみたいですね。

ちなみに、今回は先に4コマのイメージがあったので、
書評ではなく私のオリジナルです。
同じことを、臼井さんは本の中で、
「とことんまで泣こう!」という
言い方をしていらっしゃいます。
いいたい事は同じですね。

この本は、自己啓発セミナーや
無理やりな、ポジティブシン思考に疲れてしまった人向けの本です。

さっそく本の内容をご紹介しましょう!

■悩むことは悪くない、苦しむことは悪くない

2、3年前の私は、悩みや苦しみなどのネガティブなことを口に出すのは、決してプラスにならないと思っていました。
でも今の時代は、誰でも悩んでいることが何かしらあります。いう人を選んで、いい方を考えて口にすることによって、「あっ、自分もそうなんですよ。こういう悩みを持っているんです」と、聞いてくれている相手にも気づきが生まれます。

私も、基本ポジティブ思考で、
ネガティブな愚痴や人の悪口などは、
聞くのも言うのも苦手です。

ただ、四六時中、愚痴や不平不満を言っているのと、
本当に辛い時に、悩みを打ち明けるのとでは、
まったく別のことだと私は思っています。

というか、本当に悩んでいる時に、
人に話さなかったら、
心の病気になりますよ。きっと。

臼井さんも書いていますが、
いう人といい方を考えていうのが大事なのですね。

■うまくいっているときのほうが、ろくなことがない

むしろ、うまくいっているときのほうが、ろくなことがない。
逆に、いつもいつもうまくいっていないほうがいいと思います。

私はいつもうまくいかない方がいいとは、
さすがに思わないけど、大変な時ほど、
学びが大きいとは思います。

好調な時というのは、
自分のしていることを振り返るということをあまりしないので、
知らず知らずに人を傷つけていたりするんですね。

なので、それに気がつくためにも、
人生には好不調の波が必要なのだと思います。

■愚痴やバカ話がいい合えるような友達をつくろう

私もこれまで、いろいろな本に「愚痴は封印しよう」と書いてきました。 でも、ほんとうの意味は、封印したいけど我慢できないときには、いってしまっていいのです。ですが、その前に、愚痴やバカ話がいい合えるような友達をつくりましょうということです。

『女子勉』は書評ブログなんぞやっていますが、
本当に辛い時に、自分を救ってくれるのは、
知識よりも、バカを言って笑いあえる友達です。

こういう友達があなたにいたら大切にして下さいね。
もし、いないのであったら今からでもいいです。
作る努力をして下さい。

今回、『女子勉』にしては珍しく
元気要素の少なめの書評となりました。(笑)

今の時代、無理にポジティブにしても疲れてしまうので、
たまには、こんなお休みする回があっても
いいのかなーと思って書いてみました。

あとけっこう
「自分の悲しみと、きちんと向き合わない人が多いのかな?」
と思っていたのも理由です。

私は、悲しいことがあった時は、
ちゃんと悲しみを味わうことが、
本当に元気になるためには大事だと思っていて、

4コマで描いた
「悲しみの底を打てば後は浮上するだけ」という
スタイルを実践しています。

なので悲しい時は、いっぱい泣きますね。
これが、けっこうすっきりするんですよ?(笑)

この本は、ポジティブ思考に疲れた人や、
最近、泣いてないなーという人にオススメです。

【編集後記】

土曜日の昼間は、
鹿田さん、美崎さんのコラボセミナー
「ことばのちから」に行ってきました。

>>鹿田尚樹さん 8.22 ことばのちから:感想リンク集

>>美崎栄一郎さん ことばのちから<感想リンク集>

お二人の言葉使い方がすごい参考になりました。
私も「ことば」をもっと丁寧に使っていこう。

夜は『ビジネス書のトリセツ』と、
『脳が良くなる耳勉強法』の出版記念パーティーに行きました。

>>水野俊哉『ビジネス書のトリセツ』×上田渉『脳が良くなる耳勉強法』

スピーチでは、水野さんの本に
4コマを描くことになった経緯を
話そうと思ってたんですけど、
緊張のため半分くらいのエピソードしか話せず…。
やっぱり人前は苦手かも…。

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