2010/6/17 木曜日

【書評】日本を襲っているのは「人口の波」なんだ!-デフレの正体

Filed under: 書評:その他 — joshiben @ 22:47:34
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こんにちは。
勉子です!

今日は、
前回予告した通り、『女子勉』初の経済本!
『デフレの正体』をお送りします。

『デフレの正体』は以前、
ブロガー向け講演会に参加させていただいて、
著者の藻谷さんから、
直接お話をお聞きすることが出来たのです。

「経済ってなんだか難しいわー」と思っていたけど、
ぜんぜんそんなことなかったです。
もう、めちゃめちゃ話に引き込まれました!

『デフレの正体』は、
有名書評ブロガーの小飼弾さんと
『成功本50冊「勝ち抜け」案内」の水野俊哉さんが、
とても分かりやすい記事にしてくれているので、
こちらもご覧になって下さいね。

【404 Blog Not Found】
>>http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51457050.html
【水野俊哉の日記】
>>http://d.hatena.ne.jp/toshii2008/20100607

日本は今、「100年に一度の不況だ」「デフレだ」と言われてますけど、
問題はそこではないそうです。

本当に問題なのは、2千年に一度の
「現役世代減少」と「高齢者の増加」です!!


この巨大な「人口の波」が、
もう何年も前から日本を、
ザバババンと襲い始めているのです。

ですから、多少景気がよくなっても
問題の解決にはつながらないのです。

この本を読んで驚きだったのが、
外国に対しての日本の黒字の多さです。
日本が赤字なのはフランスとイタリア、
そしてスイスぐらいなのですが、
これらの国は「自国製」の「高級ブランド」が特徴です。

ただ、どんなに外国に対して黒字でも
その黒字が日本国内の消費に回ることはありません。

それが、日本を蝕む「内需不振」という病なのです。

この「内需不振」が何故起こるかというと、
不況とか好景気とかの問題ではなく、
「生産年齢人口の減少」、つまり「現役世代の減少」
さらに言うと、
「消費する人が減って老人ばかりになったから、
モノを買わなくなった」ということです。


日本人の個人金融資産は1400兆円もあるのに、
それらはまったく使われることのないまま、
塩漬けにされているのです。

日本に起きている、人口問題を頭に入れないで、
デフレ対策をどんなにやっても
効果がないのは当然ですよね?

この本では対策として、
① 高齢富裕層から若者への所得移転を
② 女性の就労と経営参加をあたり前に
③ 労働者ではなく外国人観光客・短期定住客の受入を

以上、3つを上げています。

詳しくは本書を読んで下さいね。

勉子はずっと消費ってよくないイメージだったのですけど、
この本で変わりました。
誰かの消費は誰かの「もうけ」になっていて、
結果、GDPにつながっているのです。


ですから、国全体でお金を使わない方向に動いていったら、
それは、経済は破綻しますよね?

「金は天下回りもの」とは、
江戸の人はうまいこと言ったものです。


この本は、なんだか将来が不安な人や、
「今、日本で起きている、
不況やデフレってよく分からないんだけど」
という人にぜひ読んでいただきたいです!

joshiben 編集後記
最近はものすごい暑い日が続いてますねー

外をちょっと歩くだけで、
汗が滝のように出るので、
お化粧とか、今はほとんど意味をなさない状態です。。

【お知らせ】

オトバンク社長の上田さんの
新刊が発売になりましたー!
タイトルは『勉強革命!』

処女作『脳が良くなる耳勉強法』が、
耳からの勉強方について詳しくかかれた本ですが、
この『勉強革命!』は、上田さん自身の自伝的内容です。

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波瀾万丈で面白かったです。
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2010/5/14 金曜日

【書評】科学をもっと身近にしよう!‐科学との正しい付き合い方

Filed under: 書評:その他 — joshiben @ 16:27:35
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こんにちは。
勉子です!

今日ご紹介するのは、
4月15日にディスカヴァーさんより創刊された、
DIS+COVERサイエンスの中の一冊。
『科学との正しい付き合い方』をご紹介したいと思います!

どうしてこの本をご紹介するのかというと、
私が日本の未来を救うのはサイエンスなんじゃないか?
と思っているからです。
そして、著者である内田さんの
「科学をもっと身近なものにしたい!」という姿勢に
共感したからです。

「科学離れ」が進んでいると言われる昨今ですが、
この本の中では、科学離れは、
今はやや落ち着いきているそうです。
そうした科学に対する誤解も
この本では解いてくれています。

科学離れが落ち着いたといっても、
『女子勉』を読みにきてくださっている方で、
「科学に興味がある!」という人は
少ないと思うのですよね…。

女性の人は特に、
「科学って聞いただけでダメ…」というくらい
科学アレルギーな人って多いと思うのです。
実際、私がそうでしたし。

でも、この本でも書かれていますが、
最初から科学がきらいだったわけではないのです。

私も、「学研の科学」は大好きでよく読んでいたし、
理化の実験は好きでした。
百科事典もよく読んでいて、
しかも、私はガンダム好きです。

と考えると私は何時から科学がキライに、
なってしまったのでしょうか?

人が科学をキライになってしまうのには、
科学ギライにさせるブレーキがあるそうです。

1. こんな勉強をして、なんの役に立つんだ
2. 理系科目の勉強は苦痛
3. 教える人がきっかけで、きらいになった


なるほど…。どれも思いあたります…。

特に「なんの役に立つんだ!」
私も学生の時に思いました。

科学リテラシーを身につけると、
実は、色々といいことがあると、
著者の内田さんは言っています。

科学リテラシーとは、「科学を理解し、活用する能力」のことですね。

科学リテラシーを身につけるとよい点に、
「見えないものが見えるようになる」というのがあります。
この「見えないものが見えるようになる」には、
以下の3つの意味があるそうです。

① 生活リテラシーが身につく
② 思考停止しなくなる
③ 新しい視点が手に入る


難しいものを「分からない!」って
放り投げてしまうと、人はどんどん
ものを考えなくなってしましますよね?
「科学って難しい!」とすぐにあきらめてしまうんじゃなくて、
少しでも分かるようになれば、
新しい視点や考え方が手に入るのかもしれません。

科学リテラリーでもっとも大切なのが、
「疑う心」だそうです。
目の前のことを丸信じするのではなくて、
疑ってみることで科学の道は開けていったのですね。

今回、私は5月8日(土)に開催された、
DIS+COVERサイエンス創刊イベントにも、
参加させていただきました。

イベントでは、
創刊記念ラインナップの著者さん3名が
パネルディスカッションをされました。

この本の著者である、
内田麻理香さん(サイエンスコミュニケーター)をはじめ、
北澤宏一さん(科学技術振興機構理事長)、
長神風二さん(サイエンスコミュニケーター)がお話しされました。

パネルディスカッションの内容は、
「サイエンスをすすめる力」
「サイエンスにできること、できないこと」
「サイエンスが変える日本の未来」
など、かなり広範囲な内容でした。

その結果、前半は話しの内容が難しくて、
私はギリギリついていけない状態に…。(笑)
TwitterのTLにもちらほら「むずかしい…」という
つぶやきが幾つか上がってました。

「いやー、やっぱり科学は難しいなー」と
ちょっと、あきらめの気持ちになっていたんですけど、
その後の質疑応答は、
よい質問がバンバンに出て、すごく面白い質疑応答になりました。

イベントの模様をまとめたものがありますので、
こちらからどうぞ。

【DIS+COVERサイエンスシリーズ創刊記念トークイベント】
>>http://togetter.com/li/19517

このイベントで感じたのは、
サイエンスを一般に届けるのだったら、
もっともっと簡単で分かりやすくする必要があるということ。

たとえば漫画の『もやしもん』
菌を擬人化していますが、
あのくらいの、分かりやすさが必要なのではないかと思いました。

あと、議論にはやっぱり意味があるということ。
今まで、あんまりにも一般と科学のプロが離れすぎていたと思います。

素晴らしい科学技術があっても
それが一般に伝わっていなければ、
これからは特に、
国民の税金を使うことを納得させられないでしょう。

科学のプロの方は伝える努力、
そして私たちは、科学に興味の目を向ける努力、

双方がちょっとずつ歩みよれば、
日本の科学の未来は明るくなるのではないでしょうか?

最後に、この本は、
科学って難しいけど、
どうやって付き合っていったらいいの?
と思っている人にオススメです。

joshiben 編集後記
ダダ本第4回会議、もう日もあまりないですが、
21日(金)に開催します!

タイトルが「バッファ」から「あそび」に変更になったので、
今回は仕事においての「あそび」について、
美崎さんのミニ講演会的な内容になります!
皆様どうぞふるってご参加下さいね。

第4回 ダダ本公開会議 申し込みフォーム
日時:2010年5月21日(金)19:30開場、20:00~21:30分
場所:京橋スタンダード会議室7回D会議室
>>http://www.spaceuse.co.jp/access/index.html
メインスピーカー:美崎栄一郎氏
参加費:500円(当日、会場にて集金いたします。)
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2010/5/2 日曜日

【書評】不況でも成長する会社の5つの特徴

Filed under: 書評:その他 — joshiben @ 22:32:17
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こんにちは。
勉子です!

今日ご紹介するのは、
2008年4月1日に発売されて以来、
33万部という大ベストセラー本。
『日本でいちばん大切にしたい会社』
をお送りします!

いやー
この本のことは知ってはいたのですが、
何故か今まで読む機会に恵まれず、
先に、『日本でいちばん大切にしたい会社』の中に出てくる
チョーク工場、日本理化学工業の大山康弘さんの著書である、
『働く幸せ』を読みまして、
この『働く幸せ』がよかったので、その後、
『日本でいちばん大切にしたい会社』を読んでみたのです。

ホントね、読んでなかったことを心から謝りたいっ!!
と思えるほどの本でした…。

著者の方は坂本光司さんといって、
法政大学大学院政策創造研究科の教授さんです。
この方は、「がんばる中小企業の支援をする」ことをモットーに、
約6000社の中小企業を訪問していらっしゃいます。

その中から、
「日本でいちばん大切にしたい!」と思える5社を、
ご紹介して下さっているのですが、
この会社が本当にいいのです!!

「日本理化学工業」は障害者雇用を50年も前から取り組んでいる企業。
「伊那食品工業」は斜陽産業と言われる寒天業界で成長を続ける企業。
「中村ブレイス」は石見銀山というロケーションの悪い場所でも、
就職希望者が殺到する義肢装具の企業。
「柳月」は安価で美味しいお菓子の力で心と心を結ぶ企業。
「杉山フルーツ」はシャッター商店街の中でも、
全国から注文が殺到する 企業です。

どの会社のエピソードも素晴らしくて、
勉子、めちゃめちゃ感動しました!!

著者の坂本さんは、
「会社経営とは『5人に対する使命と責任』を果たすための活動」であるとして、
経営の目的に以下の5つを上げています。

1.社員とその家族を幸せにする
2.外注先・下請企業の社員を幸せにする
3.顧客を幸せにする
4.地域社会を幸せに、活性化させる
5.株主を幸せにする


会社の一番の使命は、
会社とその家族を幸せにすることなのですね。
そして、この1~5の順番を勘違いしているから
多くの会社は失敗しているのだと坂本さんは言っています。

この本で紹介されている会社の社員さんは
とても生き生きとしていて、
こういう社員さんが多くいる会社は、
業績もよいいだろうと思いました。
結局、会社を支えているのは人なのですものね。

今の、不況下においても、
この5社は業績がいいそうですが、
私は、この本を読んでいて、
成長する会社の特徴のようなものがある気がしたので、
以下にまとめてみました。

【不況でも成長する会社の5つの特徴】
1.経営理念がしっかりしている
2.オンリーワンを目指す
3.流行の波に流されない
4.常に未来への投資を忘れない
5.社員を大切にしている


以上です。
ぜひ参考になさって下さいね。

この本は、中小企業の経営者だけでなく、
日本の多くの働く人に読んでほしいです。
日本にこんな会社があったことを誇りに思いたくなるし、
働くことがちょっと楽しくなりますよ。

joshiben 編集後記
ゴールデンウィークまっさかりですね!

お天気もよくって
サイコーの行楽日和ですよね?
実は私は、今年のゴールデンウィークは、
ほぼお仕事なのですが、
それでも、天気のいい日は気持ちがよいです。
行楽にはいかれませんが、
家の近所をお散歩しようと思ってます。

みなさまは、楽しいゴールデンウィークを お過ごし下さいね!
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