2009/3/12 木曜日

【書評】残業はこうしてなくせ!ー「残業ゼロ」の仕事力

Filed under: 書評:ビジネススキル — joshiben @ 23:50:32
残業は悪だ!
毎度お待たせしております!joshibenです!

今日ご紹介するのは、
「女子勉」では久々のこれぞビジネス書!という内容の、
「残業ゼロ」の仕事力です。

著者の吉越浩一郎さんは、
トリンプの社長を23年間勤めた方で、
毎朝8時半に開かれる「早朝会議」や、
「がんばるタイム ※1」などの
新しい試みを次々に導入して、
トリンプの業績を19年連続、増収増益させた人物です。

吉越さんが成し遂げた物で、
何よりすごいと思うが、
会社を完全ノー残業にしてしまった事だと思います。

週の一日だけのノー残業デーはよくありますが、
完全「ノー残業デー」と言うのは珍しいですよね?

「残業は会社のためにいいことだ!」という日本の風土の中で、
この事を成し遂げるのは、
ものすごく大変な事だったのではないかと思います。

私の回りでも「残業=がんばってる」
という考え方がまだまだ多いですし、
私もデザイナーという職業上、
それはもう、山の様に残業をしてきました。

クリエイティブな仕事をしていると、
ある程度、仕方がないのかもしれませんが、
時間をかけないと、
いい物は出来ないと思ってたので、
それがさらに「残業してあたり前」という思考に、
なってしまっていたのかもしれません。

でも、「残業する」って思って仕事をすると、
絶対ダラダラやってしまうんですよねー!

自ら、デッドライン決めるや仕事を効率化する事で、
もっと作業時間を短く出来るんじゃないか?と、
この本を読んでいて思いました。

吉越さんの「ノー残業デー」に対する姿勢は、
見事に徹底しています。

まずは金曜日を、
残業デーにする事から始めるのですが、
開始当初は、
午後6時30分になったら吉越さん自身で、
各部署の電気を消していったそうです。

最初はそれこそ、反対も多かったそうですが、
残業は組織の問題を隠してしまうので、
よくないという考えの吉越さんには、
それに屈しない、「覚悟」がありました。

「ノー残業デー」の規則を決めた後は、
二度と残業したくないと思うように、
仕組み作りをしていったそうです。

まず、残業をしてまった場合、
反省会を開いて、
原因を徹底的に究明する事が義務付けられる他、
ペナルティとして、部署のボーナス原資が
2万円減額されます。

この自分だけが払うのではなく、
他の人にも影響があるのっていやですよねー?
これなら絶対残業したくないって思いますね。
私なら。。

これだけ読むと、ちょっと残業をしてしまった人が
可哀想な気もしますが、
今まで根付いたものを変えるには、
このぐらいの事をしないとダメなのかしれませんね。


ただ、ペナルティを課すだけでなく、
ITの導入や、ルーティンのマニュアル化
「がんばるタイム」の導入など、
会社全体としてもきちんと努力をしているので、
社員がついてくるんだと思いました。

そして、
91年に金曜日のみの「ノー残業デー」をスタートしてから、4年。
2003年からは完全「ノー残業デー」がスタートしました。

吉越さんの一番の功績は、
「残業は会社のためにいいことだ!」
それまだあたり前だった考えを、
「残業は会社にとって悪いことだ!」に、
大きくパラダイムをシフトさせた事だと思います。

私もここ何日かずっと忙しくて
3日間の平均睡眠時間が3時間だったのですが、
こういう働き方は止めよう!
と、思いましたもん。

この本は、
残業は会社にとっていいものだ!と思っている人、
残業を少しでも減らしたい社長さんなどに
読んでほしい一冊です。
※1 毎日12時30分から14時30分の2時間の間、私語、オフィス内の歩き回り、仕事の依頼・確認など個人の職能に関する以外のことを禁止する制度
【joshiben 編集後記】

ワコムのタブレットをずっとほしいと思っていたら、
昨日、「いらないのを上げるよー」と
タブレットが私の元にやってきました。

やった!!

で、さっそく使ってみたのですが、
慣れないと意外と時間かかりますね。
もう少し使いこんで、
りっぱなタブレット使いになろうと思います!
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